iCloudプライベートリレーをオフにする方法|iPhone・iPad・Macで設定を変更する手順
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2026年7月23日更新
結論
iPhone、iPad、MacでiCloudプライベートリレーをオフにするには、Apple AccountでiCloud+を利用している必要があります。無料のiCloudプランにはプライベートリレーが含まれていません。個人契約、Apple One、ファミリー共有のいずれでもiCloud+を利用していない場合、オフにするプライベートリレー機能自体が有効になっていません。
iPhoneまたはiPadでは、設定 > 自分の名前 > iCloud > プライベートリレーを開きます。Macでは、システム設定 > Apple Account > iCloud > プライベートリレーから変更できます。
iOS、iPadOS、macOSのバージョンによっては、「明日までオフにする」または完全にオフにする選択肢が表示されます。
Webサイトが開かない、Wi‑Fiに接続できない、本人確認で通常のIPアドレスを求められるといった問題から、「iCloudプライベートリレーをオフにする方法」を探す人は少なくありません。
iCloudプライベートリレーは、IPアドレスを隠し、対応するSafari通信を保護するプライバシー機能です。ただし、Webサイト、ネットワーク、VPN、フィルタリングサービスとの組み合わせによっては、接続や表示に問題が起きることがあります。
多くの場合、端末全体で完全にオフにする必要はありません。特定サイトだけにIPアドレスを表示したり、問題のあるWi‑Fiだけで無効にしたりする方法もあります。
iCloudプライベートリレーをオフにする理由
プライベートリレーを無効にする主な目的は、プライバシー保護を避けることではなく、特定のWebサイトやネットワークで起きている問題を切り分けることです。
- Webサイトが読み込めない、または確認画面が何度も表示される。
- ログイン、決済、アカウント認証ページが正常に動作しない。
- ホテル、空港、学校、会社のWi‑Fiと相性が悪い。
- VPN、ファイアウォール、ネットワークフィルターと競合する。
- Webサイトが通常のIP位置情報を取得できず、地域表示がずれる。
完全にオフにする前に、対象を限定した設定を試すのがおすすめです。Appleは、特定サイトや特定ネットワークだけでプライベートリレーを調整できる機能を用意しています。
iPhone・iPadでiCloudプライベートリレーをオフにする方法
iPhoneとiPadの操作手順はほぼ同じです。iOSまたはiPadOSのバージョンによって、表示名が少し異なる場合があります。
最初にiCloud+の利用状況を確認
プライベートリレーはiCloud+の機能です。無料のiCloudプランのみを利用している場合、プライベートリレーは有効になっていないため、オフにする必要もありません。
プライベートリレーの設定がない、項目を開けない、スイッチが表示されない場合は、Apple AccountでiCloud+を利用できているか確認してください。国や地域によっては利用できない場合もあります。
iCloud+を利用している場合の手順
- 設定アプリを開きます。
- 画面上部の自分の名前をタップします。
- iCloudをタップします。
- プライベートリレーを選択します。
- プライベートリレーをオフにします。
- 表示されたオフ方法を選びます。
ソフトウェアのバージョンによっては、明日までオフにする、またはプライベートリレーをオフにするといった選択肢が表示されます。
一時的にオフにする設定は、最大24時間プライベートリレーを停止します。必ず深夜0時に再開するという意味ではありません。
完全にオフにした場合は、自分で再度オンにするまで無効の状態が続きます。

MacでiCloudプライベートリレーをオフにする方法
対応するmacOSを搭載したMacBook Air、MacBook Pro、iMac、Mac miniなどでは、基本的に同じ手順で変更できます。
Macでも、Apple AccountでiCloud+を利用している場合にのみプライベートリレーの設定が表示されます。
- システム設定を開きます。
- 自分の名前またはApple Accountをクリックします。
- iCloudを選択します。
- プライベートリレーを開きます。
- プライベートリレーをオフにします。
- 一時的にオフにするか、完全にオフにするかを選びます。
macOSのバージョンや表示言語によって、項目名や画面構成が少し異なる場合があります。
iCloudプライベートリレーをオフにすると何が変わる?
プライベートリレーをオフにしても、iCloud+の契約が解約されたり、iCloud上のデータが削除されたり、Safariが使えなくなったりすることはありません。対象の端末またはネットワークで、プライベートリレーによる保護だけが停止します。
オフにした状態では、WebサイトがAppleのリレー用アドレスではなく、実際のIPアドレスを確認できる場合があります。
| 項目 | 変化 |
|---|---|
| IPアドレス | Webサイトに実際のIPアドレスが見える場合があります。 |
| 位置情報の判定 | Webサイトが地域をより正確に推定できる場合があります。 |
| Safariのプライバシー | 対象の通信でプライベートリレー保護が無効になります。 |
| iCloud写真 | 影響はありません。 |
| iCloudバックアップ | 影響はありません。 |
| iCloud Drive | 影響はありません。 |
| iCloud+の契約 | 契約はそのまま継続します。 |
多くの人にとって、プライベートリレーをオフにするのは一時的なトラブル対処です。問題が解決したら、再びオンに戻せます。
特定のWebサイトだけIPアドレスを表示する方法
問題が起きるのが1つのWebサイトだけなら、プライベートリレーを完全にオフにする必要はありません。
Safariには、他のサイトではプライベートリレーを維持したまま、現在開いているサイトだけにIPアドレスを表示する機能があります。
iPhoneまたはiPadの場合
- Safariで対象のWebサイトを開きます。
- アドレスバーのページメニューをタップします。
- IPアドレスを表示を選びます。
- 操作を確認します。
Macの場合
- Safariで対象のWebサイトを開きます。
- メニューバーの表示をクリックします。
- IPアドレスを表示して再読み込みする項目を選びます。
この操作でプライベートリレー全体が無効になるわけではありません。選択したWebサイトだけがIPアドレスを確認できるようになります。
セキュリティ確認、アカウント認証、決済、地域限定サービスで問題が起きた場合に有効です。
特定のWi‑Fi・モバイル回線だけでプライベートリレーを無効にする方法
ホテル、会社、学校、空港のWi‑Fiや、フィルタリング機能を使用するネットワークでは、プライベートリレーが正常に動作しないことがあります。
すべての接続でオフにする代わりに、問題のある接続だけでIPアドレスのトラッキングを制限をオフにできます。
iPhone・iPadで特定のWi‑Fiだけ無効にする
- 設定を開きます。
- Wi‑Fiをタップします。
- 接続中のネットワーク横にある丸いiボタンをタップします。
- IPアドレスのトラッキングを制限をオフにします。
特定Wi‑Fiでこの設定をオフにすると、同じApple Accountでサインインしている他の端末でも、そのネットワークではiCloudプライベートリレーが無効になります。
モバイルデータ通信で無効にする
- 設定を開きます。
- モバイル通信をタップします。
- 使用している回線を選択します。
- IPアドレスのトラッキングを制限をオフにします。
複数のSIMやeSIMを使用している場合は、回線ごとに設定を確認してください。
MacのWi‑FiまたはEthernetで無効にする
- システム設定を開きます。
- ネットワークを選択します。
- 使用中のWi‑FiまたはEthernet接続を選びます。
- ネットワークの詳細を開きます。
- IPアドレスのトラッキングを制限をオフにします。
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iCloudプライベートリレーはオンとオフのどちらがよい?
Webサイトやネットワークが正常に使えているなら、多くのiCloud+ユーザーはプライベートリレーをオンのままにしておくのがよいでしょう。
オンのままがおすすめの人
- Safari利用時のプライバシーを強化したい。
- 公共Wi‑Fiをよく利用する。
- 普段使うWebサイトが問題なく動作している。
- 通常のIPアドレスを必要とするネットワークサービスを使っていない。
一時的にオフを検討する場面
- Webサイトが読み込めない。
- ログインや決済が失敗する。
- ネットワーク側で接続をブロックされる。
- VPNやフィルタリングサービスと競合する。
- Webサイトの地域表示が正しくない。
常にオフにするより、問題のあるサイトやネットワークだけを対象にする方法がおすすめです。
ChromeからiCloudプライベートリレーをオフにできる?
Google Chromeには、iCloudプライベートリレー専用のオン・オフ設定はありません。
プライベートリレーは、主にSafariや対応するネットワーク通信で利用されるAppleのプライバシー機能です。Chrome内には同じ管理項目が用意されていません。
Safariは正常なのにChromeだけ接続できない場合は、次の項目を確認してください。
- Chrome拡張機能
- VPNアプリ
- DNS設定
- ブラウザのキャッシュ
プライベートリレーを変更するときは、ChromeではなくApple端末のiCloud設定を使用します。
iCloudプライベートリレーを再びオンにする方法
iPhoneまたはiPadの場合
- 設定を開きます。
- 自分の名前をタップします。
- iCloudをタップします。
- プライベートリレーを選択します。
- プライベートリレーをオンにします。
Macの場合
- システム設定を開きます。
- 自分の名前またはApple Accountをクリックします。
- iCloudを選択します。
- プライベートリレーを開きます。
- プライベートリレーをオンにします。
特定のWi‑Fi、モバイル回線、Ethernet接続でIPアドレスのトラッキングを制限をオフにしていた場合は、その接続の設定も個別にオンへ戻してください。
よくある質問
iCloudプライベートリレーにはiCloud+が必要ですか?
はい。プライベートリレーはiCloud+に含まれる機能です。無料のiCloudプランだけを利用している場合、機能が有効ではないため、オンまたはオフにすることはできません。
iPhoneにプライベートリレーの設定がないのはなぜですか?
Apple AccountでiCloud+を利用できているか確認してください。無料のiCloudプランではプライベートリレーは表示されません。
ソフトウェアのバージョン、アカウントの状態、国や地域によって表示されない場合もあります。
プライベートリレーをオフにするとiCloud+も解約されますか?
いいえ。プライベートリレーという1つの機能だけが無効になります。iCloud+の契約やその他のサービスは継続します。
iCloud写真やバックアップに影響しますか?
影響しません。プライベートリレーをオフにしても、iCloud写真、iCloudバックアップ、iCloud Driveのファイルはそのままです。
iCloudプライベートリレーはVPNですか?
いいえ。一般的なVPNとは異なり、接続するサーバーや国を自分で選ぶことはできません。また、端末上のすべての通信をVPNのように経由させる機能でもありません。
プライベートリレーが自動でオンに戻ったのはなぜですか?
一時的にオフにする選択肢を使用した可能性があります。設定した期間が終了すると、Appleがプライベートリレーを自動的に再開します。
まとめ
iCloudプライベートリレーをオフにしたい人の多くは、プライバシー機能を完全に削除したいのではなく、Webサイトやネットワークの問題を解決しようとしています。
iCloud+を利用している場合は、iPhone、iPad、MacのiCloud設定から変更できます。問題が特定サイトや特定ネットワークだけで起きるなら、完全にオフにせず、対象を限定した設定を先に試すのがおすすめです。
無料のiCloudプランだけを利用している場合、プライベートリレーは有効になっていないため、オフにする必要はありません。